ファイナンシャル・プランニング技能士

お金の話
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みなさんこんにちは。固定資産税の通知が来てゲンナリな 圭@クレジットでチャージしたnanacoで支払ったる です。
※税金は基本的にポイントが付きませんが、nanacoにチャージするとポイントが付くクレジットカードなら、間接的にポイントが付くのでw

この記事では、ファイナンシャル・プランニング技能士を勉強するとどのような知識が身につくかを解説しています。
また、ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を取得するにはどうすればよいかも、合わせて解説しています。

通信講座大手のユーキャンが、「2023武器になる資格」と、「10年後武器になりそうな資格」の2023年版を発表しました。


↑がその結果だそうです。

で、ユーキャンの発表によればいま注目を集めているのが、ファイナンシャルプランナーだとか。
ちなみに、私もファイナンシャルプランナーの国家資格を持っています。


↑が合格証書。
※「〇級ファイナンシャル・プランニング技能士」というのが正式名称です。

ファイナンシャルプランナーって?

このファイナンシャルプランナー(以下FPと表記)って何かというと、
国家資格のくせに出来ることは特になしです(きっぱり)。
行政書士とか宅建士とかだと、その資格を持っている人にしか出来ない業務があるんですけど、FPは資格がなくても民間企業でFPとして働くことが出来てしまいます。
※正式にはちょっとした制限があるけど。

ただし。
FPを勉強しておくと、けっこうお得だと思います。

「FP 取る意味」で調べると良く出てきますが、
「就職する上で特に有利にはならないが、生活していく上で身に着けておいた方が良い知識が身に着く資格」
というのがもっぱらの評判ですw
ファイナンシャルプランナーは、日本と言う社会で生活する上でどうしても関わりがちな

面倒くさいっ!

(´;ω;`)

というお金にまつわる知識を勉強します。
具体的には次の6つの分野があり、FPの勉強をすると以下の知識が手に入ります(^^)

①ライフプランニングと資金計画

これは長い人生において、お金を借りたり、老後までいくら必要でいくら貯蓄したらいいか、年金はどれくらい貰えるのか、という知識に関わります。
ただし、個人的には物価と言うのは時代によって変動するため、過度にあてにしない方がいいと思っています。
彼氏のアラヤちゃんのお父さんが現役だった60年位前、日本ではラーメン一杯50円という時代もあったと聞かされています。
当時の50円と、経済成長をした今の日本の1,000円くらいが同じくらいの価値かと思うと、今の1,000万円って20年後にはどれくらいの価値なのか……(・・?

現在の物価や平均年収、平均支出での計算を信じていると痛い目に遭いかねないので、
「あくまで現状の物価・インフレ率0%だったら」
という仮定での算出になります。

でも、お金を借りる場合の利子についてだったり、どの機関からお金を借りると利息が抑えられるかだったり(特に教育ローン)、家庭環境などによっては利息が優遇される制度があったり、噂のiDecoの仕組みや老後の年金を増やすための仕組みなどが学べます。

それから、私が勉強して良かったな、と思ったのは「障害年金」や「傷病手当」、それに「高額療養費制度」など、脳腫瘍になった彼氏・アラヤちゃんにも使えるかもしれない制度を知れたことです。
この知識は、知っているのと知らないのとでは、医療費が大分変ってくるので、いざ病気になってしまうその前に、ぜひ知っておいて下さい。

以前、こちらのページ(病気と公的補助)でも解説しています。

②リスクマネジメント

これは、保険に関する知識です。
生命保険や損害保険など色々な保険がありますが、
保険というのは国によって色々制限されていることを知れましたし、保険の種類と自分が今後必要だろう金額から、どんな保険がベストか考える力が手に入ります。

なので。

私、入ってた生命保険を
解約しました。

親が「社会人たるもの生命保険に入って当たり前!」という考えの持ち主だったので、親の連れてきた保険のおばちゃんに言われるがまま加入したのですが、中身確認したら……

専業主婦と子供を抱えた
パパが入るような保険

だったんです。
※死亡時2,000万円くらい遺族に入る保険。

ヲカマに子供なんていないわよ!

(# ゚Д゚)!!

ってなもんで、別のミニマムな保険に入り直しました。
死亡時に自分の葬式代くらい出る程度で充分!
老後資金は別で考える!
ってスタンスにしたら、毎月の生命保険料が大分変りました♪

保険の内容をきちんと把握していない人は、善意のFPにチェックしてもらうことをお勧めします。
でも、よくある保険相談窓口♪みたいなところは絶対にお勧めしません(--;
あそこは、今入っている保険が例えベストだとしても、難癖付けて提携している保険会社の保険に入り直させるところだと思ってOKです。
出来れば、きちんとFPの国家資格を持った人に「有料」でもお願いした方が良いかと思います。

あ、ちなみに私に相談したいと言う人がいたら、コンタクトフォームからご連絡下さいw

③金融資産運用

これは株や債券、投資信託についての基本が学べます。
ただ、FPが学ぶ知識で
「株で一攫千金!」
「デイトレーダーで生活費を稼ぐ!」
ということは無理だと思います(^^;
※ってゆーか、やめとけ。うん。
金融市場の仕組みや税金などを学ぶことが出来るので、NISAや会社で確定拠出年金をやっている人、iDecoをやっている人なんかはそのシステムの理解に役立つと思います。

ちなみに、私はここで手に入れた知識と独学で学んだ知識で、NISAでの投資信託運用をやっています。
NISAの投資信託で資金を20年くらい寝かせると上手くいけば資金が2倍になります。
それを老後の資金に充てようとしているので、コツコツ積み立てています♪
※NISAの知識もがっつり学べます。

④タックスプランニング

これはズバリ、税金について。
所得税や住民税、不動産取得税などなどの税金について学べます。
正直頭がこんがらがりましたが、この分野超絶大事。

知り合いがここの分野の知識がない人だったんですけど、収入の少ない高齢のお母さんと一緒に住んでいるのに別世帯としていたんです。
それを訂正して、お母さんをその人の扶養に入れることにより、お母さんが今まで支払っていた健康保険料がゼロになり、その人は所得税の老齢扶養控除が受けられるようになったので、けっこうまとまった費用が浮くようになりました。
しかも、扶養控除による税金の控除は、過去5年分まで遡って還付してもらえたとのことで、アドバイスに対して菓子折り持ってお礼を言われてしまいました♪(*´艸`*)

税金はね、取られるだけじゃなくて
取り返せる!!

正しい知識を身に着けて、不要な税金は払わないようにしましょう!!!

⑤不動産

ここは、不動産の売買や賃貸借契約についてのお話です。
マイホームを買う方がどの程度の不動産取得税が掛かるのかだったり、不動産を取得してから何年経ってからでないと不動産売却税が高くなるとか、そういったことが学べます。
賃貸に住んでいる人にとっては、「大家さんはよっぽどの理由がないと、借主を追い出せない。」ってことが学べるかなぁ。
個人的には一番苦手な分野でしたw

土地を購入してマイホームを建てるよ、って人は知っておいた方が良いと思うので、役には立ちます!!!
※私とアラヤちゃんが不動産を購入したのは、かなり前なので今更役には立たなかったけど、「へー、そういうことだったんだぁ。」くらいには思えましたw

⑥相続・事業承継

この分野は、相続に関することです。
事業承継に関しては、親から事業を受け継ぐ場合のケースで、一族経営の会社を相続する場合に限られます。

相続税の計算や贈与税について学びますし、団塊の世代の所有する資産をその子供世代に贈与させたい国の制度も学べます。
ただし、親の資産が3,600万円以上なければ相続税は掛からないため、親が資産家でもなければ特に重要ではないかな、
と思いたいところですが……。

この分野を学んだFPとしてみなさんに
忠告!!!
配偶者・親・子・兄弟姉妹に負債(借金)がある人は、必ず覚えておいて下さい。
相続の開始があったことを知った日(亡くなったことを知った日)から三か月以内に、
家庭裁判所相続の放棄を申し出ないといけない、ということを。

そうしないと、本人の負債が貴方に回ってきてしまいます。
親族が亡くなったら、自分が相続人なのかどうか、負債があるのかどうか、きっちり確認することをお勧めいたします。
あ、そうそう。相続放棄は、親族が亡くなる前にすることが出来ないので要注意です。
借金を抱えた親族との間に相続はしないと約束するとか、あるいは兄弟姉妹に親の生前に親の遺産の相続権を放棄すると約束させるとか、そういう念書などを書いておいても、それは無効です。
相続の放棄は、親族が亡くなって初めて手続きが出来るものなので、生前の手続きに意味はありません(^_^;)
※ちなみに、原則として配偶者・親・子・兄弟姉妹・祖父母が亡くなった時だけを気にしておけば大丈夫です。

どうやって勉強する?

基本的に、日常生活のための知識は3級で充分です。
個人的には別に3級なら受験料をわざわざ支払ってまで資格を取得しなくてもいいかな、と思っています。
テキストを購入して、それを読み込めばそれだけで充分。
いざ知識が必要となったらテキストを見返せばそれでよし。
但し、FP関連の法律はけっこう改正されることが多いので、いざ知識が必要になったらその部分についてはネットで調べるなどして最新情報を確認することをお勧めします。
※例として、私が資格を取得した時の出産一時金は42万円でしたが、現在は50万円に増額されています。

もしあなたがFPの資格を仕事で活かしたいと言う場合は、2級以上が必要となります。
残念ながら業務では3級が評価されていないからです。
経理や人事の仕事に関わったことのある人はいきなり2級からの受験も可能ですが、それらの仕事に関わったことがない人はまずは3級を取得し、その後2級に臨むことになります。
私もまずは3級を取得し、その後2級を取得しました。
経理や人事の仕事に関わったと詐称するといきなり2級から受験できるようですが、嘘がバレた時は面倒なことになるので、正直お勧めしません。
正攻法が一番だし、もともとの基礎知識がないと言う人は、3級→2級とステップアップしていった方が着実です。

ただ。
FP2級は取得したからと言って必ずしも就職などに有利になるというわけではありません。
転職サイトで「住宅メーカー」「不動産会社」「保険会社」からお声が掛かるようになる程度です。
それらの業界に進みたいと言う人は、取っておいてもいいかなとは思いますけどね(^^)

まとめとして、FPの資格についての私の意見はこれに尽きます。
資格を取る必要はなし。
でも知識を学ぶと得する。

メルカリなどでもたくさん流通しているので、FP3級の参考書だけでも買っておくといいと思います♪

とは言え、折角勉強したことを資格合格という形にしたい人もいるでしょうし、仕事上や趣味として資格試験に合格したいという方もいると思うので、その勉強方法についてもお話ししますね。

通信講座・大手スクールを利用する

個人的には独学でも良いかと思いますが、一人でコツコツ勉強するのが性格上難しいと言う方は、通信講座や大手スクールを利用するのも良いと思います。

↑のような講習を受けることで、一般的なテキストよりも分かり易かったり、理解できないことを問い合わせたり出来ます。
向こうも商売なので、基本的には合格してもらい、そこから口コミでサービス利用者を増やしたいでしょうから、分かり易かったり、隙間時間でも勉強できるように(させるように)仕向けてくれます。
自分で勉強のペースなどを管理するのが難しい人は、ぜひ利用してみて下さい。

テキストと問題集を買って独学

私はこちらのタイプでした。
FPの参考書は様々ありますが、


みんなが欲しかった! FPの教科書 3級

みんなが欲しかった! FPの問題集 3級

私は上のテキストと問題集で勉強しました。
売上No.1というのが納得の作りこみで、分かりやすい説明と図解でした。
問題集も重要な部分を特にピックアップしていて、きちんと解説もついていました。
教科書を読んで、問題集を何回か繰り返し解いていれば、合格出来ると思います。
上のは3級用ですが、もちろん2級用もあります。

みんなが欲しかった! FPの教科書 2級
みんなが欲しかった! FPの問題集 2級

2級を受ける時、やっぱり同じ作者の同じシリーズの教科書と問題集を買いました。
2級は難易度が上がるので、やっぱり問題を何回も解き直して回数を重ねることで知識を定着させたり、どういうひっかけ方を出題者はしてくるのか、という傾向をつかめました。
あと、満点防止問題と言われる

知るかこんなもん!

という恐ろしく難しい問題も入っていることも理解できたので、その類の問題が出てきてもムキになったり、必要以上に動揺したりせず、

はいはい、捨て問題ですね(^^)

と割り切ることができました。

 

落ち着いてコツコツやればそこまで難しい試験ではないので、ぜひ頑張って下さいねっ!

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