主治医に訂正依頼をして、いよいよ修正された診断書を受け取る日……。
ドキドキしながら、その診断書を見てみると……!!!
なんと! 希望のほとんどが通り、特に障害の重さは実際の生活状況を反映したものに全て訂正して貰えたのだった!!
(上の診断書は特にじっくり見る必要はなく、とりあえずこちらの要望を医師が汲んでくれて、障害者年金をもらいやすい診断書内容に修正して貰えた、と思って貰えればOK!)
早速社会保険労務士事務所の川口さんにスキャンした診断書を送ると、
川口さん
「修正に応じて頂けてなによりです。
この内容の診断書であれば、なんらかの等級が付くと思われます。」
という返事を貰えた。
『なんらかの等級』というところに一抹の不安を感じるところはあったが、それでも可能性は当初より大分高くなったと思う。
障害年金には1級・2級・3級とあり、3級は会社員・公務員として働いていた人だけが対象なので、もしも3級程度と認定されてしまったら、自営業状態だったアラヤちゃんは障害年金が貰えない。
とはいえ、当初は主治医から3級も厳しいと言われていた状況をここまで覆すことが出来たのだ。
なんとか2級に認定して貰えれば、アラヤちゃんは経済的にかなり楽になる。
なんとか2級に認定して貰えるよう、あとは祈るばかりであった。
診断書以外の必要書類は、社会保険労務士事務所の方で作成・用意してもらえるということで、私たちがすることはこれで終わった。
強いて言えば、貰った診断書を社会保険労務士事務所に送るくらいである。
郵便事故による紛失予防のため、「レターパック」(配送記録が追跡可能)で送るように指示されたので、その通りにして送った私たち。
そして待つこと3か月ほど。
とうとう年金事務所から判定結果が届いたのだった。
その結果はと言うと……。
見事! 障害年金ゲット!!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖° ワーイ
良くて3級どまりかもしれない、とドキドキしていたものの、なんとか3級を免れ障害年金を支給して貰えるようになったアラヤちゃん。
こ、これで、毎月数万円飛んでいく治療費が賄える(ToT)
この決定通知には、アラヤちゃん、私、アラ父母、アラ菜ちゃん(アラヤ妹)とみんなで喜んだのだった♪
ソーシャルワーカーさんに相談することにしてから、すったもんだで6か月近くかかった障害年金支給決定……✨
最初は諦めていた障害年金。
ソーシャルワーカーさんに相談して、希望が見えてきた障害年金。
社会保険労務士の無料相談に行ったら、一度は消えた希望……そして再燃した希望(TT)
低い可能性を、丁寧に丁寧に手繰り寄せ、何とか掴み取った望み!!!
喜びとともに、社会保険労務士事務所の相談員・川口さんへの感謝の気持ちに絶えない私たち。
プロならではの視点で、オフライン・オンラインでの相談が、見事支給決定につながったと確信しているからである。
とはいえ、これから一生ずっと障害年金を貰えるわけではなく、『5年間は貰えるよ♪』という期限付きの決定だったのであった。
手足を失ったとか、視力・聴力を失った、であれば元の状態に戻ることはないので一生涯貰えるらしいが、てんかんのように精神系の障害年金は状態が変わることもあるので、定期的に診断書を再提出して再認定を受けないといけないらしい。
しかも、障害の重さが同じであっても行政の基準が変わると、より軽い級にスライドさせられることさえあるらしい。
※ソレハチョットヒドイトオモウノハワタシダケ?
でも、である。
それでも、である。
アラヤちゃんはめでたく障害年金を支給して貰えるようになったので、減っていく貯金の割合が変わってくるのは間違いないのだ。
周りの皆さんの協力で、なんとかゲットできた障害年金。
その重さをしみじみ実感する私たちなのであった……。