うちの彼氏は脳腫瘍1

脳腫瘍奮闘記
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脳腫瘍奮闘記の目次はこちらから(^^)
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↑プロローグはこちら

それは突然に起きた……ってこともないけど、びっくりする出来事が転換期だった。
ある日の仕事帰り、自宅に帰るとパートナーのアラヤちゃんだけではなく、アラヤちゃんのご両親がいた。

アラヤちゃん「交通事故起こしちゃった。」

私「また!? ってか、だから言ったのに!」

アラヤちゃんはそこまで頻繁ではないが、交通事故を何度か経験しているのだ。
交差点で右折したら直進してきた車にぶつけちゃったり、2回も玉突き事故に巻き込まれたり。
だから、「また!?」と思ってしまった。
それに、実はアラヤちゃんはちょっと前から不調を訴えるようになっていた。

右足に力が入らなくて、ブレーキが上手く踏めず前の車に追突しそうになったことがあったそうだ。
それ以外にも、顔の右側が麻痺したりビリビリすることがあったり、と言っていた。それに、相手に伝えたいことがあるのに、それを言葉にすることが出来ないことが最近多いらしい。
野生の動物並みに自分の不調を隠そうとする性質のアラヤちゃんがそんな症状を告白してくるということは、けっこう調子が悪いということだと思い、
「ちゃんと病院に行ったら?」と勧めたのだけれど、
「怖いからヤダ。」とだだっこのように拒否したのだった。
だから、「だから(病院に行けって)言ったのに!」と思った。
※病気を突きつけられる怖さより、病気を放置して悪化する方が怖くない?って主義の私には理解できんのですよ。

聞けば、今回の事故でアラヤちゃんの車は廃車。相手の車もかなりの損傷だったらしい。
で、事故の原因は、アラヤちゃんがタバコの火種を落としてしまい、慌ててたらセンターラインを越えてしまって、反対車線の車とほぼ正面衝突。
……弁護の余地がねぇ(――;

車が自走不可能な廃車状態になってしまったので、近くに住むご両親に連絡し、迎えに来てもらい、私たちの住む家まで連れてきてもらったそうだ。

アラヤ母「ちゃんと病院を受診させるから。圭ちゃんにも心配かけてごめんね。」
アラヤ父「いやあ、ずっと調子が良くなかったなんて、知らなかったよ。」

事故を起こしてしまったので、実は不調をずっと感じていたことを言わざるを得なかったらしく、右足に力が入らない時があるなどをご両親にも伝えたらしい。

と、言うことでアラヤちゃんは両親に連れられて、近くの大き目な病院を受診することになったのだった。

※挿絵:アラヤ画伯作

↓に続きます。

<おまけ>
アラヤちゃんの職業は彫刻家。
今は作品が作れなくなってしまったのですが、過去の作品をペタペタ発表していきます(^^)

↑魚のハゼ。当時のアラヤちゃんは川へハゼ釣りに行き、釣れたハゼを唐揚げにして夕飯に出してくれていました♪

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