アラヤちゃんの死後

アラヤの話
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みなさんお久しぶりです。アラヤちゃんの死後、心模様はバタバタだった 圭@ようやく落ち着いてきた です。

当時はバタバタで振り返る余裕もなかったけど、今なら振り返れることをちょろっと。

通常、ゲイカップルの片方が亡くなると、もう片方は「友人」として葬儀に参列できれば良い方で、それ以上の待遇は望めないもの。
でも、アラヤちゃんの遺族は家族同然の付き合いをしていたこともあり、私を家族と同じように扱ってくれ、通夜・葬儀に参列させてくれた。
※職場の上司も、通夜・葬儀に参列するために急遽休ませてくれた。マジ感謝。

葬儀は、アラヤちゃんと親しくしていた僧侶仲間が二人で執り行ってくれ、私的人生史上初めて垣間見るお坊さん2人体制での葬儀となった。
※偉い人や著名人の葬儀だと、お坊さん複数名での葬儀はある。
※一般的には1人のお坊さんで執り行うことがほとんど。

アラヤちゃんの実家で執り行われた通夜・葬儀を終え、棺の中でまるで眠っているだけかのようなアラヤちゃんに、みんなで花を供え、アラヤちゃんは火葬場へと出発していった。

そしてなんと、アラヤちゃん家族は私を骨上げ(火葬後のお骨を骨壺に移すこと)に同席させてくれたのだった。
なので、私は最期にアラヤちゃんのお骨を拾うことも出来て、きちんとお別れの儀式を済ますことが出来たのだった。
多分、関係をカミングアウトしていない同性カップルでは、骨上げまでさせて貰えることはほとんどないと思うので、生前のアラヤちゃんが家族と私との関係作りに腐心してくれたおかげだなあ、と感謝した。
※逆の立場(私が亡くなった場合)だったとしたら、アラヤちゃんは葬儀に参列できただろうか?と思うとかなり疑問符。

2021年にアラヤちゃんが脳腫瘍と判明してから約3年。
病気が判明してから、たった3年しか生きられなかったアラヤちゃん。
そんな3年間の大変さや、3年という短さに負けないくらいの約20年間の積み重ねが、私とアラヤちゃんの間にはあった。

なので、アラヤちゃんに感謝せずにはいられない。

でも、やっぱりふとした時寂しいよー!

幽霊でいいから、ひょっこり出て来てくれないかなー!って思うよ~~~!!!

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