親にはカミングアウトすまいと決心したできごと

ゲイ日々あれこれ
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みなさんこんにちは。暑さと湿度にやられて死にそうな 圭@年のせい? です。
暑さへの耐性がなくなってきているのが、自分の年齢のせいなのか、年々増加する温暖化のせいなのか、とても悩ましい……w

さて、本日は私が親へカミングアウトはすまいと決心したできごとをご覧下さいw

言うて、うちの母親はたぶん私がゲイだということは悟っていると思ってます。
なので、父親の追求から私を助けてあげようとしての発言とも考えられるのですが……。
出てくる言葉が
変態
って……(^^;;

母の本音も垣間見えたので、カミングアウトをすることはやめてあげよう、と決心したできごとでしたw

あ、ちなみに今は親子仲は普通です。
母とは仲良しだし。
単に、セクシャリティは親に伝えることはないよ、ってだけです♪


という上の記事は、本当は公開予定が先だったのですが、衝撃的な出来事があったので急遽公開することにしました。
その衝撃的な出来事とは、ryuchellさんの自死。

折しも「LGBT理解増進法」が話題になっていた時期。
先頭に立って性的マイノリティのことについて発信してくれていた人。
(=バッシングをもろに受けやすい。)
そんな方の自死のニュースは、とてもショックでした。

私の実体験でも分かる通り、興味も理解も下地もない人にとって、LGBTとは「変態」だったり、「意味不明」だったり、「恐怖」だったりします。
でも、私たちは生を受け、普通に生活し、だけど自分にとっての普通ではいられません。

みんなと同じでないのは異常だ、という価値観に晒され、叩かれ、否定され、人知れず涙を流すことは、いつになったら終わるのでしょう。

社会的圧力により、私たち性的マイノリティはいわゆる「普通」に憧れることがあります。
気の迷いでは? 本当は自分は「普通」なのでは? 時間が経てば「普通」になれるのでは?
そう期待し、結果裏切られ、絶望し、時に批判され、心の中心を破壊され、自死を選んでしまうこともあります。

10代の性的マイノリティの48%が自殺を考えるそうです。
私もその中の1人でした。

いつかこの日本で、LGBTQが原因で自死を選ぶ人がいた、という事実がありえない出来事だと認識される日がくることを、待ち望んで止みません。

20歳近くも年下の方の死が辛いです。
いつも優しい笑顔と言葉を発信することに邁進していた方が亡くなったことが、本当に辛い。
レズビアンも、ゲイも、バイセクシャルも、トランスジェンダーも、それ以外の性的マイノリティも、偏見を持たれることなく生き生きと生活出来る日が来ることを願います。

明日の空に虹がかかることを祈って。

筑森 圭

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