みなさんこんにちは。実家に帰り、結婚を望む父に臨むという荒行を終えてきた 圭@一緒に酒を飲む、という親孝行してきた です。
私の家族は、母も兄も下戸なので、家族の中で父と一緒に酒が飲めるのは私だけ。
年に一回くらいは親孝行してみた私です。
さて、うちの父親は、バブル期のバリバリビジネスマンさながらの人なので、父親は仕事! 母親は家庭! 男は仕事! 女は家庭! という価値観の持ち主なので、実家に帰ると毎回説教されます。
元日にエラい勢いで叱られたので、帰ったらしんどいなあ、いい加減結婚は諦めろ宣言をする必要があるなあ(その後大荒れになるだろうけど)、と思っていたら、元日ほどの勢いはなく、例年通り「結婚した方がいいぞ」というのを聞き流して終わりました。
いたって平穏でした。ほっ。
父親の気持ちは十分にわかるんです。
結婚して子供もいて、守るものがあって自分が年老いたときにも気にかけてくれる人(子供)がいる……。
そっちの方が幸せなのはわかるんです。だから、時に厳しいことを言うのも。
だけど、ゲイの私にとっては「好意の押し売り」でしかないんですよねえ。
子供がゲイだということは、父親には受け止めきれないだろうから話さない、というのも、私の好意の押し売りかもしれませんが。
こうやって父親の存在に思考を縛られるのは、紛れもなく「ファザーコンプレックス」なのでしょうが、やっぱり父親が死ぬまで解放されないのでしょうかね。